「自分で物ごとを考えられる子どもに育って行ってほしい。」
「思いやりのある子どもに育ってほしい。」
多くの親がそう願っているようです。
では、「自分で考えられる子」「思いやりのある子」に育って行くために、親は何をして行けばよいのでしょうか?
「子どもの話を聞きましょう。」「子どもと話し合いの時間を持ちましょう。」などと言う言葉はよく耳にします。しかし、いつでも子どもの話を聞くことなどなかなか出来そうにありません。親は子どもと一緒に居て、一体いつ、子どもに対して何をしたら良いのかという、具体的な方法を知らないでいることも多いのではないでしょうか?
この具体的な方法を、「親業」の講座では学び、身につけて行きます。
親はまず、親である前に一人の人間なのだというところからスタートします。人間はいろいろな感情、気持ちを持ちます。親はいつも同じ気持ちで子どもと接して行くわけではありません。イヤだという否定的な気持ちを持つこともあります。
そこで、親がまず、自分の気持ちを正直に見つめることから「親業」の講座は始まります。
そして、自分の気持ちをもとにして、子どもにどう接して行ったらよいか、親ができる効果的なコミュニケーションや、対応方法を学んで行きます。
「親業」とは、親が自分の気持ちを認めながら、子どもの自立と、より良い親子関係づくりを目指して、親としての役割を効果的に果たして行くことなのです。